ストレスバランスとはなんですか？

ストレスバランスとはなんですか？

自律神経における交感神経と副交感神経活動のバランスを5段階で示します。

自律神経には、あなたの身体が様々な刺激・ストレスにさらされた時に、身体の状態をストレスや状況にうまく適応するようにコントロールする役目があります。

この自律神経は、

• 身体を活動的にする交感神経
• それを抑え、身体を回復させるような働きをする副交感神経

に分かれています。

ストレスの要因を感じ取ったとき、その防衛反応として、交感神経が身体を緊張状態にして、心拍数の上昇などが起こります。ストレス要因が遠ざかると、副交感神経が活発になり、身体を回復させようとします。

様々なストレス要因に囲まれているため、現代人はこの切替えがうまく行かず、一日中ずっと交感神経が緊張している傾向にあり、それがさまざまな不調を引き起こしていると考えられています。

ただし、交感神経の働きがないと、身体が重い、眠気やダルさがとれないといった問題もあります。そのため、重要なのは双方がバランスよく働いているかどうかです。

「ストレスバランス」は、この自律神経における交感神経と副交感神経活動のバランスを5段階で示します。

ストレスバランスの数字の見かた

ストレスバランスは、この交感神経と副交感神経のバランスを5段階で示したものです。

ストレスバランス	説明
4 ~ 5	交感神経がかなり優位にあり、身体がよりストレスを感じている傾向があります
3	両者のバランスが適度に取れており、好ましい状態です
1 ~ 2	副交感神経がかなり優位にあり、身体がよりリラックスする傾向にあります

アプリに表示されているグラフはどう見れば良いですか？

『ストレスバランスの推移』グラフ

『ストレスバランスのサマリ』グラフ

ストレスを感じている日や、リラックスしていた日の割合がどのくらいかをみてみましょう。また、左右のどちらに偏っているかを確認してみましょう。